劇場公開日 2011年10月8日
シネマ歌舞伎第14弾として、『一谷嫩軍記 熊谷陣屋』が公開。
『平家物語』を題材にした『一谷嫩軍記』の3段目『熊谷陣屋』をシネマ歌舞伎として上映。
熊谷直実は一の谷の合戦で平敦盛を討ち取り、陣屋に戻ってくる。
直実は妻の相模と敦盛の母・藤の方に敦盛討死の様子を語り、敦盛の首の検分に備える。
やがて主君の源義経が現れ、直実は首を差し出すが
その首は何と直実の息子・小次郎の首…。
直実は敦盛を救うため、同じ年齢のわが子を身替りにしたのである。
直実は悲しみをこらえ、驚き取り乱す相模と藤の方を制する…。
敦盛を救う務めを果たした直実は暇を願い、「十六年は一昔、夢だ夢だ」
と涙ながらにわが子の短い人生を嘆き、世の無常を悟って、出家する。
(作品資料参考)
最後まで読んでくれてありがとです。
出演:熊谷直実:中村吉右衛門
白毫弥陀六:中村富十郎
藤の方:中村魁春
亀井六郎:大谷友右衛門
片岡八郎:中村錦之助
伊勢三郎:中村松江
駿河次郎:大谷桂三
梶原平次景高:澤村由次郎
堤軍次:中村又五郎
源義経:中村梅玉
相模:坂田藤十郎
(C) 松竹株式会社
シネマ歌舞伎『一谷嫩軍記 熊谷陣屋』
投稿日 9月 - 7 - 2011