劇場公開日 2011年9月23日 原題:The Company Men
リーマンショックを引き金とする不況により
今もアメリカの人口の10人に1人は失業状態である。
彼らは、苛立ちと恥ずかしさを覚えながら生活再建の為に必死で戦っている。
そして、今作の主人公もまたその人々の代表であった。
大企業で働くボビー(ベン・アフレック)は大企業GTX社のエリート社員。
年収12万ドルを稼ぎ、大豪邸に住み、お金には困らない贅沢な暮らしをしていた。
しかし2008年9月15日のリーマンショックにより全てを一瞬に失うのであった。
リーマンショックにおり6万人の全従業員のうち、3000人が解雇されることになった。
そして、その中にはボビーも含まれていた。
彼に支給された解雇手当は12週間分。
その間に職を探さなければ妻・マギーと2人の子供たちを路頭に迷わせることになる。
ボビーは現実を受け止め再就職に乗り出すものの
マギーの自分もパートで働くこと、家の売却の勧めには聞く耳をもたなかったのだ。
ボビーのプライドが許せなかったのだ。
しかし現実は厳しく、家のローンなども払えなくなくなり、落ち込んでいくボビー。
そんなボビーをマギーは優しく慰めた。
一方残された従業員も、楽な人生を歩んでいるわけでなく
自分の納得のいかないことがあってもイエスマンに徹せざるえなかった。
そんな中、2度目のリストラが行われ5000人の解雇が宣言される。
その中には、ベテラン職人のフィルと部門のトップを任されるほどの
ジーンまでもが含まれていたのであった。
解雇された中の3人にスポットをあて、彼らがどのように
絶望を希望に変えていくか、または変えることが出来るのかに注目。
最後まで読んでくれてありがとです。
監督:John Wells (ジョン・ウェルズ)
出演:Ben Affleck (ベン・アフレック)
Chris Coope (クリス・クーパー)
Kevin Costne (ケヴィン・コスナー)
Maria Bello (マリア・ベロ)
Rosemarie DeWitt (ローズマリー・デウィッド)
Tommy Lee Jones (トミー・リー・ジョーン)
(C)2010-JOHN WELLS PRODUCTIONS
カンパニー・メン
投稿日 9月 - 7 - 2011